台湾十大茶
1.凍頂烏龍茶

種類 |
凍頂烏龍茶、文山包種茶、東方義人、阿里山、金萱茶、梨山、杉林溪、大禹嶺、密香紅茶、有機密香 |
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品種 |
烏龍茶 |
カテキン発酵の程度 |
20%~30% |
収穫の時期 |
春-冬-秋-夏 |
製造工程 |
48時間以上かける。 日光に当てて発酵→室内で発酵→加熱殺菌→揉み捏ねる→乾かす→再び揉み捏ねる→再び乾かす→精製→火で焙る |
外観 |
乾燥した葉はきちんとしていて均一で、半球型で、赤みがかかった濃い緑色で金の光沢がある。 |
茶の色 |
赤、オレンジ、琥珀の色を混ぜ合わせたような輝く金色 |
香り |
新鮮でいい香り。茶葉が浮いているが脂っこくない。 |
味 |
まろやかでなめらか。独特のにおいもなく、酸味や苦みもなく飲みやすい。少し甘くてさっぱりとした飲み口 |
葉底 |
しなやかで新鮮 |
2.凍頂貴妃茶

種類 |
凍頂貴妃茶 |
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品種 |
烏龍茶 台茶12 |
カテキン発酵の程度 |
40%~50% |
収穫の時期 |
夏・秋 |
製造工程 |
48時間以上かける。 日光に当てて発酵→室内で発酵→加熱殺菌→濡らし軟化させる→揉み捏ねる→再び乾かす→精製→火で焙る |
外観 |
半球型の葉は均一で光沢があり金色と赤のエッジがあります。 |
茶の色 |
オレンジイエローの琥珀色。明るく澄んでいる。 |
香り |
はちみつや果実のような甘い匂い。飲んだ後も香る |
味 |
甘くまろやかで喉ごしもなめらか |
葉底 |
新鮮で柔らかく、葉は黄色、赤、茶色がまざりあっています。 |
3.四季春

種別 |
四季春 |
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品種の由来 |
台湾の混合茶。1981年にムザの農民によって発見される。冬も冬眠しないため1年中栽培でき、大量栽培されている。葉の形は楕円形で、付け根は鈍く先端は細い。 |
カテキン発酵の程度 |
発酵の度合いは様々だが、部分的(軽または中)の傘下に適している。 |
製造に適した茶 |
包種茶 |
収穫の時期 |
春-冬-秋-夏 |
製造工程 |
48時間以上かける。 日光に当てて発酵→室内で発酵→加熱殺菌→揉み捏ねる→乾かす→再び揉み捏ねる→再び乾かす→精製→火で焙る |
外観 |
生産される茶の種類により異なる |
茶の色 |
酸化の度合いに応じて変わる。軽く酸化すると緑がかった色または黄色がかった色になる。中程度だと金色になる。 |
香り |
花のブーケのような香り |
味 |
くっきりしていてキレがある。 |
葉底 |
包種茶や烏龍茶のようなもの |
4.台茶十二號(金萱)
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種別 |
台茶12 |
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品種の由来 |
70年に登録される。別名jinxuan 台茶no.8とYingchih Hungshihのかけあわせ。葉の形は楕円形 |
カテキン発酵の程度 |
半発酵茶に最適 |
製造に適した茶 |
包種茶、貴妃茶、烏龍茶 |
収穫の時期 |
春-冬-秋-夏 |
製造工程 |
48時間以上かける。 日光に当てて発酵→室内で発酵→加熱殺菌→揉み捏ねる→乾かす→再び揉み捏ねる→再び乾かす→精製→火で焙る(半発酵、一定の火で焙らない) |
外観 |
生産される茶の種類により異なる |
茶の色 |
発酵の度合いにより変わる。軽いとハニーグリーンからハニーイエローに。中くらいだと黄色がかった金。重めだとだいだい色 |
香り |
繊細なバターのような香り。炒ったあとはフルーティーな味と香りが強くなる。 |
味 |
マイルドで甘い味。後味はバターのよう。 |
葉底 |
包種茶や烏龍茶のよう |
5.台茶十三號(翠玉)
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種別 |
台茶no.13 |
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品種の由来 |
70年に登録される。別名Tzuiyu Yingchih Hungshihと台茶no.80のかけあわせ。葉は幅広で葉脈の間に波はない。 |
カテキン発酵の程度 |
様々であるが、半発酵くらいが適している。 |
製造に適した茶 |
包種茶、烏龍茶 |
収穫の時期 |
春-冬-秋-夏 |
製造工程 |
48時間以上かける。 日光に当てて発酵→室内で発酵→加熱殺菌→揉み捏ねる→乾かす→再び揉み捏ねる→再び乾かす→精製→火で焙る(半発酵、一定の火で焙らない) |
外観 |
生産される茶の種類により異なる |
茶の色 |
発酵の程度により異なる。中程度:ハニーゴールド、十程度:だいだい色 |
香り |
繊細でオスマンサス(金木犀)の花の香りに似ている。焙るとフルーティーな香りになる。 |
味 |
繊細で甘い |
葉底 |
包種茶や烏龍茶のよう |
6.日月紅茶

種類 |
紅茶 |
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品種 |
葉が大きめ。台茶7,8,18など |
カテキン発酵の程度 |
95~99%ほど |
収穫の時期 |
夏と秋が最良。春、冬がそれに続く |
製造工程 |
24時間ほど時間をかける。 日光に当てて発酵→ふるいにかける→発酵させる→乾燥させる(火で焙らない) |
外観 |
先がとがっていて細く、ロープでしっかりと巻かれている。 |
茶の色 |
淹れたての熱いときは透明で赤っぽい。冷めると明るい茶色かオレンジ色に変化する。 これは高級茶では普通のことであり、風味も強い。 |
味 |
刺激的で渋く強い味わい。高級茶は後味も味わい深い。 |
葉底 |
機械で切られたものはきちんとカットされていて塊は大きいものと小さいものが混ざっている。そうでないものは切り口は不均一。 |
7.三挟碧螺春

種類 |
緑茶(三挟、海山碧螺春) |
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品種 |
Qingxin Ganzaiなど |
カテキン発酵の程度 |
0%~5% |
収穫の時期 |
春-冬-秋-夏 |
製造工程 |
発酵はさせない。すぐに乾燥させる(火で焙らない) |
外観 |
濃い緑色 |
茶の色 |
黄色がかった翠。透明で透き通っている。 |
香り |
獲れたての野菜のような新鮮なにおい |
味 |
新鮮でのどごしがよい |
葉底 |
明るい緑 |
8.Baihao 烏龍茶

種類 |
baihao |
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品種 |
Qingxin Dapan |
カテキン発酵の程度 |
50%~60% |
収穫の時期 |
夏、春 |
製造工程 |
48時間以上かける。 日光に当てて発酵→室内で発酵→加熱殺菌→揉み捏ねる→乾かす→再び揉み捏ねる→再び乾かす→精製→火で焙る(半発酵、強めに火で焙る) |
外観 |
自然に湾曲し、やや短い |
茶の色 |
透明で明るい赤みがかったオレンジ |
香り |
フルーティーなはちみつのような香り |
味 |
なめらかで甘い味わい。高級茶は食欲をそそる効果がある |
葉底 |
薄茶色 |
9.Muzha Tieguanyin

種類 |
Tieguanyn |
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品種 |
Muzha |
カテキン発酵の程度 |
40%~50% |
収穫の時期 |
春-冬-秋-夏 |
製造工程 |
48時間以上かける。 日光に当てて発酵→室内で発酵→加熱殺菌→揉み捏ねる→乾かす→再び揉み捏ねる→再び乾かす→精製→火で焙る(半発酵、よく火で焙る) |
外観 |
明るい色でしっかりとカールしている。 |
茶の色 |
明るく澄んだ赤みがかったオレンジ色 |
香り |
ややフルーティーで焙られた香り |
味 |
コクのある甘酸っぱい味わい。高級茶は後味が心地よい。 |
葉底 |
葉は緑色。茎と葉がからみあっている。 |
10.文山包種茶

種類 |
包種茶 |
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品種 |
Qingzin Dapan Qingxin 烏龍茶など |
カテキン発酵の程度 |
10~20% |
収穫の時期 |
春-冬-秋-夏 |
製造工程 |
24時間ほど時間をかける。 日光に当てて発酵→ふるいにかける→発酵させる→乾燥させる(火で焙らない) |
外観 |
自然に湾曲していて長い。灰色がかった緑 |
茶の色 |
明るくクリアな薄緑色 |
香り |
繊細な花の香り |
味 |
なめらかでコクがある甘い味わい |
葉底 |
緑色で茎と葉がからみあっている |