評価方法

1.お茶の入れ方

お茶には多くの種類があるので、それらのお茶のサンプルが一定の条件になるようにする必要がある。
お茶の量、お湯の量、温度、茶葉を浸す時間を同じにする。
茶葉の量:3g
お湯の量:ティーカップの容量150cc
温度:沸騰したお湯100℃
茶葉を浸す時間:6分
カップに茶葉3gを入れ、沸騰した100℃のお湯を注ぎ、ふたをして6分蒸らす。
お茶の質を判断するためにボウルにそそぐが、香りの判断のため茶葉のカスはカップに残したままにする。

2.お茶の評価基準

お茶の品質は、外観(茶葉の形状と色)、お茶の性質(色、香り、味)と淹れたての茶葉、お茶の種類により評価基準が異なる。
外観(20%):茶葉を注意深く観察し、茶葉の色、形などを評価する。
お茶の色(10%):お茶の色や透明度(色が輝いて透き通っているかなど)を評価する。
香り(10%):お茶の種類により異なる特徴的な香りを評価する。香りの強さや、焦げたような臭いおるいは黴臭くないかなど。
味(10%):お茶の甘さ・苦み・渋みなどを評価する。

3.お茶の審査方法

茶葉にお湯を注ぐ前にまず審査員は外観を調べる。お湯を注いだ後、あまずお茶の香りを評価する。
香りの強さや、茶の種類により花のような匂いがするか、焦げたような臭いがしないかどうか。
次にお茶の色・濃度・明るさ・透明度を確認する。
お茶を40℃~10℃ほど口に含んで甘さ・苦み・刺激性などの味を評価する。
最後に、残った茶葉の色、柔らかさ、酸化の程度などを評価する。